Unlocking the power of

behavior change

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Provigateは低/非侵襲・低コスト・モチベーティブな
在宅型週次血糖モニタリングサービスの普及を通し
糖尿病の発症と重症化の予防を支援します。

血糖管理改善プログラム glucoreview

血糖管理改善プログラム

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Bubles
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OUR MISSION

センシング×アプリの力で

糖尿病のスティグマを解消する

今日の社会には「糖尿病は自己責任」と考えるスティグマが根強く存在しています。
しかし、同じ生活習慣を送っていても、生まれ持った体質などにより糖尿病を発症する方もいれば、「健康」に生涯を全うされる方もいます。
たまたま発症した方は、食事・運動・服薬によって血糖マネジメントを続ける必要があるかもしれません。その過程はえてして本人の「孤独な自助努力」に頼ったものになりがちです。
私たちは、独自技術を活用し、なるべく痛くなく経済的負担が低い血糖測定法の開発を進め、併せて使うアプリを工夫することによって「孤独な自助努力」から「孤独」を少しでも解消することができるのではないかと考えています。

Dotted

OUR VISION

糖尿病のある方及び予備群の方を

エンパワーする世界最高の企業へ

血糖が気になる方や、糖尿病のある方が生活習慣の改善に課題を感じることがあるとすれば、それは本人の意思の力の問題ではなく「テクノロジーの問題」であると私たちは考えています。
今日の在宅型の自己血糖測定器は「痛い」「高い」「難しい」の3つの技術課題を抱えています。また、自己血糖測定器に対する保険適用も限定的にならざるを得ず、糖尿病のある方の9割は十分な在宅血糖測定ができていません。
だからこそ私たちは、「低/非侵襲」「経済的」「簡単」な血糖測定技術の開発を進め、さらにこれを活用した遠隔血糖モニタリング×アプリを、全ての糖尿病のある方及び予備群の方にご提供することを目指していきます。
テクノロジーによって、より良い生活習慣を個々人が選択できる将来を実現します。

News

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試験管

PROJECT

R&D

グリコアルブミンの郵送検査、在宅検査、及び行動変容支援サービスの開発を進めています。

01

Project 1

郵送グリコアルブミン検査法の開発

微量の指先血や唾液検体を安定的に検査センターに郵送することで、グリコアルブミンを毎週測定する、世界初の低侵襲・非侵襲の方法を開発しています。
Clinica Chimica Acta Volume 542, 1 March 2023, 117272

郵便ポスト
02

Project 2

グリコアルブミンPOCT検査法の開発

微量の指先血や唾液検体に含まれるグリコアルブミンを、在宅で簡便に毎週測定することのできる、世界初の低侵襲・非侵襲の方法を開発しています。

グリコアルブミンPOCT検査法
03

Project 3

エンパワメントアプリの開発

週次グリコアルブミンと合わせて利用する専用のエンパワメントアプリ並びに医療従事者向けの遠隔モニタリングダッシュボードを開発しています。

エンパワメントアプリの開発

GRANT AND SUBSIDY

創業期から継続的に様々な助成金のご支援を得て開発を進めています。

2012 JST START (Provigate創業前)

「非侵襲型診断医療に向けた半導体バイオセンシングの実用開発研究  ~採血フリーグルコースセンサによる糖尿病患者の負担軽減を目指して~ 」

代表研究者:坂田利弥 准教授 (東京大学大学院工学系研究科)

2015 新技術開発助成

「バイオトランジスタを用いた非侵襲自己血糖値管理デバイスの新技術開発」

代表研究者:関水康伸

2015 東京都 ライフサイエンス系ベンチャー等スタートアップ支援事業

「糖尿病管理・予防のための非侵襲自己血糖値測定器開発事業」

代表研究者:関水康伸

2016 NEDO STS

「涙液体外診断薬・臨床検査プラットフォームの開発」

代表研究者:関水康伸

2018 AMED 先端計測

「モチベーション喚起型血糖コントロール指標測定デバイスの研究開発」

代表研究者:関水康伸

2019 東京都 研究開発環境整備支援事業

「新規涙液バイオマーカーを用いた非侵襲血糖モニタリング用診断薬の開発」

代表研究者:関水康伸

2019 NEDO SCA

「モチベーション喚起型在宅血糖モニタリングシステムの開発」

代表研究者:関水康伸

2020 NEDO PCA

「IoT在宅血糖モニタリングシステムの開発」

代表研究者:関水康伸

2021 AMED 健康医療情報

「週次グリコアルブミン検査データの医師-患者間共有による糖尿病患者の行動変容誘発・重症化予防システムの開発」

代表研究者:関水康伸

2023 東京都 TOKYO戦略的イノベーション促進事業

「完全非侵襲な週次郵送血糖管理サービスの開発」

代表研究者:関水康伸

Team

BOARD MEMBER

CEO 関水康伸 PhD

CEO

関水 康伸, PhD

KOSHIN SEKIMIZU, PhD

東京大学理学部卒。
東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻・博士課程修了。
コーポレイト・ディレクション、プライベートエクイティを経て社外取締役の坂田に出会い当社を創業。

社外取締役

坂田 利弥, PhD

TOSHIYA SAKATA, PhD

東京大学大学院工学系研究科・准教授
東京大学では、生体機能/シグナル変換界面/半導体といったデバイス3要素に注目し様々なセンサの創成に取り組んでいる。半導体次世代シークエンサーの研究で2014年、2015年の「Most-cited patents」に選出。

Nature Biotechnology volume 34, page 1009 (2016)
Nature Biotechnology volume 33, page 897 (2015)

社外取締役

金子 恭規, MD

YASUNORI KANEKO, MD

1980年Genentechに入社し初期の米バイオ業界参画。Ionis PharmaceuticalsでCFOとして1991年NASDAQ上場達成。 1992年よりTularik Inc. でCFO/VP of Business Developmentを務める。(Tularikは2004年Amgenにより買収される)1999年よりSkyline VenturesのManaging Directorとして米バイオ業界への投資を始める。⽇本企業ではH.U.グループホールディングスの取締役など務める。現在Arcus Biosciences (NYSE:RCUS) のLead Independent Directorを務める。

社外取締役

後藤 剛

TAKESHI GOTO

スパークス・グループ コーポレート本部 経営管理部長

CTO

伊藤 成史, PhD

NARUSHI ITO, PhD

日本電気株式会社、株式会社タニタを経てProvigateに参画。
キャリアを一貫して低侵襲グルコースモニタリングの開発に取り組む。1990年には世界で初めての間質液CGMの実証に成功。

Sensors and Actuators B: Chemical Volume 1, Issues 1-6, Pages 488-490 (1990), https://doi.org/10.1016/0925-4005(90)80256-Y

MAIN INVESTORS

DAIKIN
anri
CORAL CAPITAL
JST 国立研究開発法人 科学技術振興機構
SPRAX
AIN GROUP
TOYODA GOSEI

SCIENCE

世界初の週次GAモニタリング×アプリで血糖管理に革命を起こします。

糖尿病は血糖値があがる病気。だから糖尿病のある人は血糖を測定する。この様にシンプルに考える人が多いのではないでしょうか。
しかし、一口に血糖測定と言っても、目的は多様です。糖尿病の診断、インスリンの自己注射のドージング、薬の効きすぎなどによる低血糖の回避、行動変容など、血糖測定の場面は実に多様です。目的にあった血糖測定法を上手に選択しなければなりません。

自己血糖測定法には、広く普及しているSMBG(Self-Monitoring of Blood Glucose)や近年普及してきたCGM(Continuous Glucose Monitoring)が有ります。
この2つの血糖測定法は、主にインスリンなどの注射製剤を自己注射される患者さんに合わせて作られています。
この2つの手法以外に、簡便かつ日常的に自宅で血糖を測定する方法はこれまでありませんでした。

インスリンなど一部の薬は、非常に効き目が強いために、使用量を間違えると危険な低血糖を引き起こしかねません。
従って、例えばインスリンを利用する方は、自宅で自己注射をする前に、正確に随時血糖を測定し、注射する量(ドース)を丁寧に決める必要があります。また、注射を打った後にも、低血糖の兆候があるときには、随時血糖を測定し、必要に応じてジュースを飲むなどし、低血糖を回避する必要が有ります。
しかし、いずれの手法も侵襲性が課題となります。また、SMBGは頻回測定をしなければならないので、積み上げると経済的な負担も大きくなります。CGMは連続的に間質液糖が測定できますが、センサの価格が安いものでも6,000円程度し、さらに2週間に一度は付け替える必要が有り、やはり経済的な負担が大きなものです。
SMBGやCGMは、侵襲性や費用の面から、残念ながら万人向けにはなっていません。特に日本では、自己血糖測定が保険適用になっているのは、糖尿病患者の1割以下のインスリンユーザーのみとなっています。

インスリンユーザーから見れば、SMBGやCGMが構造的に抱えている侵襲性や費用の問題を解決することは非常に重要です。しかし、非インスリンユーザーも含めた万人向けの血糖モニタリングにはどのような特徴が求められるのでしょうか。
既に述べたように、血糖測定の目的はインスリンのドージングや低血糖の回避だけではありません。長期的な合併症を避けるためには「平均血糖管理」が重要です。
糖尿病は、自覚症状に乏しい疾患です。しかし、血糖値が高い状態が続くと長期的には動脈硬化を引き起こします。これが蓄積すると、いわゆる三大合併症である、神経症・腎症・網膜症に加え、脳梗塞・心筋梗塞・ASOに至ります。糖尿病の主要な合併症は血管障害です。
血管障害のリスクを下げるためには、血管内皮への血糖の「暴露量」をコントロールしなければなりません。言い換えれば、平均血糖値をモニタリングすることが非常に重要になります。

平均血糖を測定するのに、今日もっともよく使われているのは、HbA1cというバイオマーカーです。HbA1cは赤血球に含まれるヘモグロビンが糖化した糖化タンパク質です。ヘモグロビンの糖化は血中のグルコース濃度に比例して進むこと、また、赤血球の寿命が120日程度であることから、HbA1cは1~2カ月の平均血糖を良く反映するバイオマーカーです。
従って、HbA1cの数値は、1日2日行動変容しただけでは変化しません。数週間に渡り辛抱強く努力して初めて、数値に反映されます。「糖尿病状態」であることを診断するには優れたバイオマーカーなのですが、食事・運動・服薬との因果関係が判断し辛く、行動変容のバイオマーカーとしては、使いにくいことが欠点です。

ここで私たちが注目したのはグリコアルブミン(GA)です。GAは血中に最も多く含まれるたんぱく質の一つである、アルブミンが血糖により糖化された状態を示します。そのため、糖化ヘモグロビンと同じように平均血糖のバイオマーカーとして使うことができます。
しかし異なるのはその寿命。半減期がたったの17日間しかありませんので、GAは直近1週間程度の平均血糖を良く反映します。さらに、わずか数日の血糖変動や食後高血糖の頻度も鋭敏にとらえるので、過去1週間程度の行動変容バイオマーカーとして使いやすいという利点があります。

今日、GAは主に通院時の静脈血採血検査で使われています。HbA1cが1~2カ月の平均血糖を示すのに対し、GAは直近1週間程度の平均血糖を良く示しますから、例えば糖尿病の治療の開始時や、投薬変更をした際などに、HbA1cの補助にGAが使われます。GAはHbA1cのサポート役です。
しかし、私たちは、GAは、数か月に一度の通院検査におけるHbA1cの脇役ではなく、1週間に一度、家庭で測定し、行動変容の成果を測定する「小テスト」として使って初めてその価値があると考えました。いわばGAの「価値の再定義」です。
そこで、私たちは、GAの郵送検査法や在宅迅速検査法(Point of Care Testing、POCT)の開発を進めています。
測定の仕方は簡単。週に1回、微量の指先血を採取したり、唾液を採取頂き、これを郵送いただくか、POCTの機器で測定いただければ、お手持ちのスマートフォンアプリに結果が返信されます。
これらの製品・サービスは2023年7月から段階的にサービスローンチをしてまいります。

週次グリコアルブミン測定とコーチングアプリを合わせて使うことで、ユーザーは1週間単位で行動変容 ⇒ GA値で成果を確認 ⇒ モチベ―ションが喚起のサイクルを回し、血糖値が改善していく事が期待されます。

週次グリコアルブミン測定とコーチングアプリの組み合わせによる糖尿病の改善効果については、現在研究が進んでいます。研究の進捗については、当ウェブサイトで随時紹介してまいります。

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COMPANY

会社概要

会社名 Provigate, Inc.
株式会社Provigate
所在地 〒113-0033
東京都文京区本郷7-3-1
東京大学アントレプレナープラザ302号室
設立 2015年3月6日
代表者 関水康伸(代表取締役CEO)
従業員 23名(常勤役員1名含む)
事業内容 家庭用血糖モニタリングデバイスおよびアプリの開発
許認可 医療機器製造業(登録番号 13BZ201740)
第二種医療機器製造販売業(登録番号 13B2X10553)

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